クリエイターを、「食業」に。

サウンドクリエイターとしてフリーで活動する楽曲制作者、NR-Takaの、クリエイター問題に対してあれこれ考え、書き連ねるブログです

麦わら金髪少女をプロデュース・第2話「コミティア」

前回までのあらすじ

 

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 翡翠帝への忠義は高かった。

そしてお腹も膨れなかった。

第2話「コミティア

 

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麦わら少女(アイコン)こと、MMじぇみに氏と共同戦線を張って展開する、音楽制作サークル「Magical Muse &MooN」として初のサークル参加イベントは、2月12日のコミティア119でした。

NR-Taka(以下N)「コミティアに出るのは初めてですよね」

MMじぇみに(以下M)「同人活動は結構長くやってるけど、確かに初めてだね(o・ω・o)」

コミティアとは

数多の同人即売会の中でも有名な即売会の1つであり、オリジナルオンリーを打ち出している。当然ながら版権元が存在する二次創作作品の頒布は不可だが、ボーカロイドはオリジナル曲に限り許可されている。

同人ゲームや同人音楽も存在するが、大多数は本。

また、会場の一角には出版社に持ち込みができるブースも存在する点が他の同人即売会とは違ったユニークな点でもある。

N「えむえむさんは同人音楽を始めて結構経ちますけど、オーガスト/Aria作品の同人音楽が大部分ですよね」

M「そだねー。オリジナル作品を出したこともあるけど、オリジナル作品を前面に出して勝負するってのは滅多にないし(´・ω・`)

N「コミティアへの参加は、M3でオリジナル作品を引っ提げて参加するのとは勝手が違うと思いますし…ところでさっきから気になっていたのですが、この例の本ってなんです?」

M「業界の人材要件の検証本。評論系だからもちろんコミティアで頒布できるよ!(`・ω・´)」

N「中身はアレですけどね…」パラパラ…

そしてイベントは始まった

N「当たり前ですけど、コミケと違いますよね。人口密度もそうですが、柱にとかとかのブロック表記がされてないところも結構違和感あります」

M「でも、ビッグサイトに並ぶ机、その中に囲まれてると、自然と落ち着くんだよね。ゆりかごの中のような、そんな気分(o・ω・o)」

N「しかし、コミティアは一次創作であれば音楽ジャンルでも参加できるとは言いますけど、パッと見た感じ20サークルぐらいですね。小さな島2つの半分程度しか居ないようです」

M「音楽を目的としてやってくる人は少ないんじゃないかな(´・ω・`)

N「M3とか有りますからね。ボカロだったらボーマス、東方アレンジだったら例大祭…やっぱり業界関係者が来る事を狙って?」

M「うん。(o・ω・o)

業界関係者は音楽を狙って来るという可能性は低いけど、来ないとは言い切れないからね。ギャルゲーのサウンドトラックをイメージしたを打ち出せば、それなりに引っ掛ける可能性もありそうだし(`・ω・´)」

N「結構ニッチな戦略ですね…あっ、いらっしゃいませー…こちらの本で…1000円です」

 

N「そういえば、BGMがかかっているイベントって珍しいですよね。ビッグサイトで会場全体にBGMが流れるイベントなんて初めてですよ」

M「コミケはもちろんだけど、シティ(赤ブーブー系)やM3、Comic1に例大祭とかではBGMなんてかかってないからね。地方コミックライブ(スタジオYou系)やボーマス、オンリーイベントぐらいでしか流れてないよね(o・ω・o)」

N「ただ、音響は決して良いとは言い切れませんね。聴こえるパートと聞こえないパートが顕著で、クラブミュージック系はキックのアタック部分がカンカンとしか聴こえてきませんし…」

M「流しているのは、音楽サークルで参加しているサークルの作品から、事前に提供したものみたいだね。でも、どのサークルがつくった曲なのかをナレーションで紹介したりとかしないから、単なるBGMで終わっちゃってるかな。BGMに使ってもらっても、それがサークルのプロモーションにつながるとは考えにくいね。(´・ω・`)

あっ、そうだ…ヽ(´ー`)ノ...」

N「えむえむさん、どちらへ?」

M「ちょっと挨拶回りに~ヽ(´ー`)ノ...」

 

M「ただいまー。業界関係の人と名刺交換してきた(`・ω・´)」

N「えっ!?」

そして反省会

N「お疲れ様でしたー」

M「おつかれさまー(o・ω・o)」

N「ひとまず、初めてのコミティア参加でしたけど…正直なところ、音楽系での参加は緻密な戦略が必要になりそうですね。なにせオリジナルオンリーでの勝負になるので、イベントで惹きつけるためにはそのための準備をしなければならないでしょう」

M「M3が年2回開催で、その間の同人音楽イベントという立ち位置を確立できると良いんだけど、夏冬のコミケを織り交ぜると、ニーズが高いとはいえないのかもしれないね(´・ω・`)」

N「次は5月、コミティアのなかでは最大規模になるとはいえ、そこはM3の直後なので難しいとも思いますね。ひとまずは、4月30日のM3ですね。スペース取れましたし」

M「M3はう-24A『Magical Muse &MooN』で参加するよ!ヽ(´ー`)ノ」

N「ひとまず、M3を目指して展開していくことが大切ですね」

M「ちょっとした隠し玉もあるし…それは当日のお楽しみ!(o・ω・o)」

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 夕日を追いかけるように、東京を後にする一行…

しかし、運命の歯車は想像の斜め上を行く速さで噛み合い、回り始めていたのだった…

 

次回に続く。

 

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美少女ゲームのサントラをイメージした楽曲集

※サウンドクラウドに上がっている曲に、サウンドトラック25曲目は含まれておりません

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