鉛筆1本から始まる、夢の実現
皆さん、おはようございます。
鉛筆1本から始まる、夢の実現
鉛筆1本だけで夢は掴めるんですか?
…流石にそれは無理です。
でも、夢を思い描く、鉛筆で描く…夢も鉛筆も、描くということは共通してますよね。
なんか詩的な使い方をしましたが、鉛筆で夢を描くというのは、可能です。
もちろん、直接的ではないですが、鉛筆1本走らせることが、将来の夢の実現に結びつくというのはあります。
テスト勉強しないといけない時のアレ
定期テストが近いぞ。
鉢巻を締め、さあやるぞ!
いつもよりもはかどりますよね…部屋の片付けが。
正直な話、テスト勉強をしたくないという逃避的な行動もあるんでしょうけど、なんとなく「部屋を片付ければ勉強が捗る」という意識に駆られることはあると思います。というか、腰を据えて作業に臨もうと思う時ほど、部屋掃除をしようと言う気になりますよね。(例外:部屋掃除をしようと決意した時)
でも、その部屋を片付けるという行為が、実は大切なことだったりします。
部屋を片付けるとこれだけのメリットが有る
- 物を片付けることで、ストレッサーを除去できる
- 清潔感が上がり、健康を維持できる
- 作業効率が良くなる
部屋が汚れていると、見た目が悪いだけでなく、様々なストレッサーと共存することになります。
机の上が汚れていれば、ノートを広げられず、参考書も置けず、事務作業が捗りません。作業のために退けても、退けた先でトラブルが発生するでしょう。
床に紙やコード、衣服が落ちていれば、ローラー付きの椅子であればそれを巻き込んでしまいます。また、踏んづけて滑って転倒したり、床に散らばったものの下に画鋲や硬いものがあれば、踏んづけて手痛いダメージを負います。もちろん、踏んづけたものを破損する、という事態だって起きます。
部屋を片付けることにより、これらストレッサーを除去し、快適な作業環境を手に入れることができます。
もし、部屋が片付かない、片付けてもすぐ散らかるなどのケースが有る場合は、どうして部屋がすぐ散らかるのか、なぜ片付けられないのか、そこにメスを入れていくべきでしょう。それは、どんなに収納スペースがあろうとも、遠からず突き当たる問題だと思います。
なぜ部屋は散らかるのか
物があるから散らかるのですが、物がさほど増えた記憶がなくても散らかります。
しかも、毎回毎回、散らかるものは似たようなものと相場が決まっています。
衣服が散らかりやすい部屋だったら、今回も前回も前々回も、散らかっている主要因は衣服。書類だったら書類、薄い本だったら薄い本…それは、散らかりやすい主要因をうまく片付けられない状態があるからです。
部屋が散らかる要因は、だいたいこれです。
- 物が多い
- 物に対して収納が少ない
- 収納にアクセスしにくい
物に対して収納が少ない
物が多い、という状況であれば、減らすなりして解決させる必要があるわけですが、片付けてもなおすぐ散らかるというのであれば、別の要因になるでしょう。
物に対して収納が少ないこと…絶対的な収納できる容積が少ないというのもありますが、収納すべきものに適した収納スペースが少なければ、どんなに十分な収納スペースを持ち合わせていてもすぐに汚れます。
特に、書籍類とCD、DVDケースやサプライ系。
本棚やCD収納が満タンになれば、たちまち横積みされたタワーが出来上がります。もしカラーボックスの上などにブックエンドを使って即席の本棚にしても、ふとしたはずみで倒れ、崩壊して二次災害を引き起こすこともあります。印刷用紙などのサプライについては、収納環境が雑だと、折れて使い物にならなくなるなどのロスを生み出します。
収納にアクセスしにくい
部屋を片付けるというと、部屋が広くなったらいいなとか思うわけですが、部屋が広くなる=使いやすくなるとは限りません。むしろ広さを求めるがゆえに部屋が散らかりやすくなったというケースも有ります。
その最たる例が、収納にアクセスしにくいという要因でしょう。
例えば、押し入れの中に衣装ケースをしまう…
衣装ケースが押し入れの中に引っ込むので、一見すると部屋が広くなってお得と思えますが、衣装ケースを開けるために押し入れを開け閉めするというアクションが必要になります。押し入れの前に何か物があれば、それを退けなければなりません。それを退けようにも、退避先には衣装ケースに入るべき衣服が散乱し、それを片付けなければならない…結果、逆引きしてやることが多くなり、億劫になり部屋が散らかるという状況に苛まれます。
筆者も同じ状況に苛まれました。特に部屋の収納がクローゼットなので、扉を開けるために手前にせり出してくる分のスペースを確保しなければいけないので尚更厄介でした。しかし、2年前にプラスチック製の衣装ケース…だいたいA3サイズの紙が入るぐらいの大きさのを購入して使ったところ、衣服が散らかる自体は解消されました。
綺麗な衣服が来る→衣装ケースを開ける→服をしまう→衣装ケースを閉める、という3アクションに対し、衣装ケースを押し入れに収納すると、衣装ケースを開ける前と閉めた後に押し入れを開閉するというアクションが絡み、計5アクション必要となります。たかが2アクションですが、衣装ケースを押入れの外においた場合と比べると、1.67倍のアクションになります。これは積もり積もって、大きな差になります。
他にも、ゴミ箱の位置が安定しない…蹴飛ばしやすい場所にあるなど、ゴミがゴミ箱に入りにくい状況も、ゴミ箱に入らないゴミをひとつ、またひとつと作り、部屋の汚染へと導いていきます。
部屋が散らからないようにするためには、部屋を狭くしてでも、散らからないようにする環境の構築を考え、部屋の爆発を未然に抑えることが大切だと思います。
それでは片付いたところで、本題に戻ろうか
さて、鉛筆1本から始まる夢の実現というのは、一体何なのか。
ここまでの部屋掃除の下りは、関係なさそうで実は関係があったりします。
部屋を片付けることには、部屋を片付けることによるメリットがあるからです。部屋掃除によって作業効率が上がる、ストレス要因が減ると言った、直接的ではないが、積み重なって効果を発揮するメリットが、仕事において良い影響を与えます。
では、鉛筆1本で夢の実現とは、一体何物でしょうか。
前の記事でも扱いましたが、夢を抱き、どうすれば実現できるかを逆引きすることで、夢を目標という知的戦略に落としこむことができると書きました。鉛筆1本で始める夢の実現は、夢を目標という知的戦略に落としこむ第一歩です。
鉛筆を使う場面といえば…もちろん文字や絵を紙に書くことがぱっと思い浮かびますね。自分の目標はなんなのかをメモしたり、思いついたアイデアを書き残したり、今日やるべきことを箇条書きにしたり、設計したり…そういったことに使います。
しかし、紙と鉛筆があっても、紙を広げて快適に鉛筆を走らせる環境がなければいけません。そうなれば、部屋を掃除する必要性が出てきます。ぱっと思いついた時に書き残せるよう、わかり易い場所に紙と鉛筆を待機させる…ボールペンのほうが使いやすいのであればボールペンを使いますが、ボールペンの中にはすぐに掠れるものがあったり、インクが漏れだして手や紙、衣服を汚す粗悪品もあったりします。紙に書き残したいという肝心なときに、書けない、汚れて無用なストレスを生む…では、作業効率が悪くなります。そうなれば、使うボールペンをいいものにする…なぜいいものを使うのか、粗悪品ではダメなのかという理由を学びます。
鉛筆を走らせる環境が整ったらいよいよ、テーブルに置いた紙の上に、夢を描きます。その目標達成のためのプロセスを描き、1つ1つのプロセス実現のためには何が必要か、どうやってそれを用意するのかを確認する…そして、現状はそのプロセスのどのあたりにいるのか、次のプロセスにすすむには何をすべきなのか、それを常に意識するようになります。もちろん、次のプロセスに進めない、進むのに必要な要素が集まらない、ペースが遅い…こういったことも記録し、フィードバックして、どうすれば状況を打開できるのか、それを考え、実践し、戦術を練磨していくことになります。
鉛筆1本使うことが、巡り巡って、夢の実現のための設計図を構築することに繋がる…まるでわらしべ長者のようなお話です。
どんな道のりも、偉大なる業績も…
振り返ってみれば最初はいつも、はじめの一歩。