本格的な部屋掃除に乗り出しました(後編)
前回の、部屋掃除サンシャイン!
皆さん、おはようございます。
2017年は手数を増やす事を目標に、手数を増やすための下準備として環境整備に乗り出すことを掲げました。
部屋掃除だけでなく、収納自体に手を付け、大規模な処分と配置の見直しなど、これまでの部屋掃除にはない大規模なものとなり、当初の予想を遥かに上回る時間を費やしました。
その様子を、ダイジェストでお送りしていきましょう。
初日(1/12)
作業環境をどうするのかを紙に書き出す。
パソコン周り
電源コードを整理し、キーボードとマウスを操作しやすくする
CD-Rスピンドル、印刷用紙などのサプライを管理する
作業機周り
作業機周りに余計なものは置かない(飲食物含む)
シールドやマイクなどの置き場をしっかり管理する
テーブル上
作曲や事務作業などをする上で必要なスペース
筆記用具とメモ以外は置いてはいけない
本棚
よく使う書籍、事務に必要なもの、制作に必要な資料を簡単に取り出せるようにする
ソフトウェア音源の外箱、ここに置く必要あるんですか?
エントランス
外出に必要なもの(財布・時計・名刺入れなど)をまとめておく
万が一災害が起こった際の必需品でもある
クローゼット内
収納力が大きく、頻繁なアクセスに向いていないので、頻繁に使うものは本棚に、そうでないものはクローゼットの中に分けることで、散らかりにくい状況を作る
床面
ゴミ箱と作業機に付随しているサステインペダル以外は置かない
断線や二次災害のおそれがあるので、床面にコードを這わせない
…とまあ、まとめるとこんな感じでした。ひとまず、作業環境近くから着手していくことにします。
パソコン周り
パソコン周りは、本体の下に下駄を履かせて空間を作り、そこに電源タップとケーブルやアダプタを収め、平面的な専有を是正。浮いたスペースをマウスのフィールドにすることで快適な操作環境を実現した。
また、印刷用紙やCD-RスピンドルなどのPCサプライは、PCを積んでいる机の引き出しに収納。一括管理することで在庫の絶対数を把握、あちこちに置いてある状況をなくすことで、無駄な購入やぞんざいな扱いによるサプライのロスを予防する。
作業機周り
念のため断っておきますが、筆者の制作環境はPCとは別に存在します。
作業機周りについては普段から作業しやすいように心がけてあるので、テーブルの上に置けないものを退避させている状況を改善することで、目標は達成できます。
このあたりまでは順調そのものでした。
しかし問題はここから先です。
2日目(1/13)
伏魔殿のひとつ、本棚に着手。
本棚には、レターケースや書籍、ソフトウェア音源のパッケージなどが敷き詰められている。本棚が書籍以外で埋められていることが、本を収納できない要因となり、レターケース内も保証書などが雑多に収納してあり、機能的な収納という本質を失っています。
まずはレターケースから着手。
現機種より前の携帯電話の保証書や、一人暮らし時代の契約書類など、今となっては明らかに使わない書類、期限の切れた保証書、すでに処分した機材の保証書が出て来るなど、不要なもので溢れかえっています。
これらを片っ端からシュレッダーにかけていく作業に取り組みます。
また、ソフトウェア音源の箱は潰して処分、説明書やソフトウェアCDなどは100均のハードケースにまとめて移して保管。しかし今後、ソフトウェア音源のプログラムはダウンロード主体になっていくので、こういう作業も行われなくなるだろう。
空いたスペースに書籍を収納。書籍が簡単に収納できれば、収納できないから部屋に放置されるということもなくなる。
3日目(1/14)
CDの棚とエントランスに着手。
CDの棚はエントランスのすぐのところにあり、棚の上に外出に必要なものを置くことで、外出時に必要なものをひとまとめにすることができる。以前はテーブルの上に置いてあったため、テーブルが何かしらのはずみで混沌としていた際に埋もれてしまうことや、ふとしたはずみで落とし、踏んづけて壊すリスクもあった。
CDの中身については、データCDやおまけCDなど、CDケースとCDだけというものについて、CDの中身をCDブックレットに移動した。同時に、CDブックレット内部でもう使わないCDを処分。
CDの棚がスッキリし、エントランスには出かけるのに必要なアイテムを保管。万が一の事態でもすぐに持ち出せる環境ができ、これだけでもだいぶ心の持ちようが変わってくる。
4日目(1/15)
シュレッダー大活躍の回。
様々なチラシをシュレッダーに放り込んでは糸くずにしていく。
この作業でゴミ袋はどんどん増えていく…しかしこの時、自分の中に変化が起こっていた。
これまで捨てようにも悩んでいてそのままだったものが、躊躇いもなく捨てられるようになった。これは要らないな、と思ったものを躊躇なくシュレッダーに食べさせるようになっていた。
部屋掃除に本格的に乗り出して、このような心境の変化が出るとは思ってもいなかった。これだけでも本格的な部屋掃除は成果を挙げているといえるだろう。いわゆる「断捨離」が取り沙汰されたのは、思い切って物を捨てるということを経て、不要なものは不要だと割り切ってスッパリと処分するように意識が変わるからではないかと思う。
部屋掃除もいよいよ大詰め、そして部屋は満タンのゴミ袋で溢れかえる…
5日目(1/16)
週が明けて月曜日…混沌を極めた部屋は、一気に様変わりする。
大量のゴミ袋をゴミ出しし、そこにあったのは…
- 作業がしやすいテーブル
- 散らかるものがない広い床面
- 取り出しやすく収納しやすい道具類
時間をガッツリと費やした、それが報われるクリエイティブな作業環境だった。
ただ、これで終わりかというとそういうことはない。作業をしていけば当然部屋は汚れる可能性があり、部屋の汚れをどれだけすぐに対処できるか、そういう気分になれるかが今回の成果を表す要因ともなるし、また新たな問題が発生するかもしれない。
しかし、部屋が汚れる原因そのものに斬り込んだので、おそらくは汚れてもちょちょいと対策を講じる事で是正することは可能だろう。
クリエイティブな環境ができた今、次にやることは、それらを活かした作業である。
春は間もなくやってくる
その準備を、始めよう…!