目標を達成するにはどうすればいいのか
皆さん、おはようございます。
クリエイター業では普通の企業の経営と同じものが求められます…って、それは当たり前ですよね。
でもクリエイターに限らず、「目標を立ててそれに向かって努力し、目標を達成する」という流れについては実行している人は少なくないと思います。
しかし、一言に「目標を立ててそれを達成する」とは言っても、達成できず未達に苛まれる人も多いのではないでしょうか。
目標を達成するにはどうすれば良いのか
あれこれ考えるのも難なので、ひとまずどこか食べに行きませんか?
何を食べに行きましょうか?
…なるほど。以前会社帰りに見つけたつけ麺屋に食べに行きたい…いいですね、そこに行きましょう。
それじゃ、何を注文しましょうか?
…つけ麺ですよね。この店にはつけ麺を食べに来たのですから。餃子もつける?ああ、いいですねそれ。
料理が出てきましたね。
おお、これは…あごだしがきいてこってりとしたつけダレが太麺によく絡み、チャーシューは箸で簡単に切れるほどトロトロに煮込まれ、さらに味玉も味が染み、程よい半熟加減。やっぱりひと目見て「あ、ここに行きたい」と思った直感は正しかったですね。
ふう、お腹いっぱいです。いいものを食べさせていただきました。
それじゃ店を出ましょうか…
…え、話の続き?
…ああ、「目標を達成するにはどうすればいいのか」ってことですよね。
…それだったらもう達成したじゃないですか。
目標を達成する癖を身につける
ここまでの流れでお気づきでしょうけど、達成されたのは「以前から気になっていた店に食べに行く」ということでした。もちろん、当の本人は別に達成したい目標があるわけですが。
じゃあ、なぜ外で食べるということを選んだのか…それは、外で食べるということが、身近にある難易度の低い「目標達成体験」だからです。
- 目標を立てる
- 目標達成にはどうすればいいか
- 必要なものは何か
- 目標達成のために行動する
- 目標達成
これらを低コストで、なおかつほぼ高い成功率で目標を達成できる、それが「外食をしにいく」ということです。
- 気になった店のつけ麺を食べに行きたい
- 店に出向く
- 店に向かうための時間の確保と、つけ麺の料金
- 気になった店に食べに行く
- 目標達成
先程のケースを例にとると、目標達成のためのプロセスはこのように書けます。
身近なことで目標達成をするメリットは何か
どんな高い目標を立てても、目標達成のためのプロセスは同じです。規模の小さなものから目標達成の経験をすることにより、目標を達成するための筋道を分析できるようになります。
でも、それ以上に大切なのは、「目標達成することが自分にとってプラスになる」という経験ができることです。つまり、「目標達成は気持ちいい」ということです。
食べたいものを食べる、欲しいものを手に入れる…こういった目標達成の経験を重ねることで、欲しいと思ったことに貪欲になり、目標を立てて達成する癖が身につきます。そして、目標達成のために行動する行動力が備わります。行動力とは、目標達成のための体力や気力、時間、お金などのコストに対して支払われるリソースだけではなく、やりたいと思ったことをすぐ実行するのに差し障りのない状況―阻害要素の除外も挙げられます。
ここまでをまとめましょう。
- 目標達成のためのプロセスを描ける
- 自分にとってプラスの経験ができる
- 些細な事でも目標を達成する癖が身につく
- 目標達成のために環境が整備される
- 成功体験が気持ちいい
- 目標達成が自信につながる
今回、身近にある目標達成体験ということで、外食をしに行くことを挙げましたが、どんなことでもいいのです。別に世界を救ってこいなんて大それたものでもなく、5分程度でできるデイリーミッション程度でいいんです。「今日は部屋を掃除しよう」でもいいし、「机の上を掃除しよう」でも構いません。大切なのは、目標達成のためのプロセスを描き、それを実行し、目標を達成すること、そしてそれを恒常的にすることです。
もちろん、目標達成となるゴールが大きければ大きいほど、時間、お金、労力といったコストも掛かるのですが、それでもやることは同じだと思います。ただ漠然とゴールを決めて無計画に突き進むのと、目標達成のための筋道を考えて行動するのと、果たしてどちらがへこたれることなくゴールにたどり着けるでしょうか。
というわけで、今回は目標達成について考えてみました。
今年の目標は、ひたすら楽して楽曲制作業を運営すること。
ブログ記事を通じてこうあって欲しいと訴求することもまた、クリエイターがクリエイターを「食業」として営むために必要なインフラづくりであると考えます。
そして、志を理解し、分かち合える人と出会うことができれば、クリエイターのためのインフラが一層早く整備されるものだと信じています。
クリエイターを、「食業」に。