一人暮らしのちょっとした物を変えてみました
皆さん、おはようございます。
東京近郊に出てきてから1年…
再びの一人暮らしには、以前とは違うものが多くあります。
とりわけ、以前と違うものは…
食費が増えた
それは決して、贅沢をするということではありません。
一人暮らしをするにあたり、食費を増やすことで、コストパフォーマンスを上げる事ができるからです。支出は増えますが、それ以上のペイを享受できます。
コストパフォーマンスを上げることで、生活の質も上がるだけでなく、病気にかかりにくい食生活になり、医療費の加算を抑えたり、病気などで時間や体力のリソースを奪われることがなくなることで、結果として食費をケチって体を壊すよりも安上がりになることも珍しくありません。
具体的に、どんなことをしているのか
- 1日3食、規則的な食事
- 一汁一菜、バランスの取れた食生活
- パン・乾麺中心からの脱却
- 調味料にお金をかける
当然ながら、これらに反した生活をすれば、食費は面白いように切り詰められます。
ですがその結果待ち受けるものは、不健康な生活です。
若いうちは、多少の不健康な生活でもなんとかなるというイメージが強いですが、それは未来の寿命の前借り、体調を崩した瞬間にそのツケを払わされ、病と二人三脚の生活をするか、下手すれば突然死もありうるでしょう。節約した額面×実施した年月…それと失われた未来を秤にかけて、果たして釣り合うでしょうか。
1日3食、規則的な食事
朝ごはん、昼ごはん、夕ごはんを必ず食べるようにしています。スケジュールの関係で昼ごはんを食べられなくても、昼ごはんのタイミングでなにか軽くても食べ物を放り込むようにしています。1日3食食べることで、遅くに起きることがなく、夜しっかり寝るようになり、規則正しい食生活を築くことができます。規則正しい食生活は、規則正しい生活リズムの根幹です。
1日2食にすれば、食費は抑えられますし、ダイエットと称して1食抜いて総カロリー量を減らすこともできます。しかし、1食抜く生活が恒常化すると、カロリーの摂取機会が少なくなる分だけ、身体はカロリーを取り込もうとするので太りやすくなるし、何より1食抜くことは大きなストレスになります。「1日2食にしたから総カロリーは少ない!」と言いながら、減ったお腹を満たすためになにか摘めば、それは1日2食ではないじゃないですか。
一汁一菜、バランスの取れた食生活
もちろん、食事にもこだわります。
米、味噌汁、野菜、タンパク質、果物(主にリンゴ)、ヨーグルト(朝)を食べるようにしています。最近は朝のタンパク質を鮭に変えています。
一汁一菜の生活はバランスが良いだけでなく、種類が多く食事に時間を掛けるため、早食いを抑えられますし、量が多くなくても満腹感を得ることができます。以前一人暮らししていたときには、実家に帰ると量が多くないのに満腹感を得ることができたのは、種類よく食べられる食卓があるためだと考えています。
パン・乾麺中心からの脱却
一人暮らしにおいて、パンや乾麺、インスタント食品は便利です。
パンであれば、バターやチーズ、ジャムを塗れば食べられますし、乾麺ならそばつゆを作れば茹でるだけ、餅は海苔と醤油ですぐ食べられます。忙しい時の時短に相性抜群です。
安い、調理が簡単、保存が効き、何より米と比べて「単独で食べる手段が容易である」…しかし逆を言えば、炭水化物に偏った食生活に陥りがちということでもあります。
最近、「貧しい人は痩せている」というイメージは薄れつつあります。
貧しい人は十分に食べられないから痩せているというイメージは昔から言われていますが、実際は食費のかかりにくい炭水化物中心の生活に陥るため、カロリー量が多く、悪い太り方をします。しかも炭水化物過多なので、糖尿病などの生活習慣病のリスクも高まります。
経験があるかもしれませんが、炭水化物だけの食事は、とにかく量食べることができますし、1つだけだと食べている時間も長くありません。逆を言えば、満腹感を感じるためには量を放り込む必要があり、結果としてかなりの量の炭水化物を放り込むことになります。これを毎食繰り返していればどうなるでしょうか…
前述した一汁一菜の生活を心がける理由は、バランスのとれた食事をするためであり、バランスのとれた生活をすれば、炭水化物に偏る生活に付け入られる余地はありません。
ただし、一切の乾麺やパンを食べないということではありません。食べるときもあります。しかし、一人暮らし再開後は、以前と比べて乾麺の消費量は大幅に激減しています。食パンにおいてはそれこそ両手で数え切れる程度しか買って食べていません。
6枚、和食派ですわ。
調味料にお金をかける
特に意識しているのがこれです。
今、台所にある調味料は以下のとおりです。
どう見ても一人暮らしの調味料のバリエーションじゃないですよね。なお、酢とマヨネーズは使いみちがないし、何より匂いが嫌いなので所持していません。
お金をかけてるのは、このバリエーションにではありません。この中でも上の方にある、醤油、料理酒、味噌、白だし、ガラスープについては、値段を見て高いものを買うようにしています。
値段が良いことには理由がある…はず。
高いものは良品、特に食品や調味料については顕著だと思います。
味噌は値段が安いものとちょっと高いなと思うものでは、味わいに差があります。また、ガラスープについては高いけど化学調味料のないものを選んでいます。
もちろん、食費はできるだけ安く済ませたいとは思います。しかし、これら調味料は別に毎週購入するほど頻度が高くなく、量が多ければそれなりに長い期間付き合うものになるので、安い調味料を買ったはいいがハズレを引いてしまえば、長い時間ハズレに付き合わなければなりません。ガラスープに至っては1瓶使うのに1年近くかかりました。
調味料は高くてもせいぜい+200円程度、たかが知れています。同じ調味料でも値段が安いものと高いものはどう違うのか、その授業料としても高くありませんし、特に値段の高さの理由を見いだせなければ、高いものを選ばない選択肢をとればいいまでです。
というわけで、一人暮らしの食にこだわるということを紹介してみました。
もちろん、衣食住の一つに過ぎないので、これから衣、住の両方にも力を注いでいきたいと思います。
見てくれを変えても即座に結果が出るというわけではありませんが、自分の周りの環境を変えることが自分の力を高めることにはつながっていくと考えています。
生活環境を変えることは、最も身近な例の1つですから。