ひたすら楽して楽曲制作業(GW途中経過編)
皆さん、おはようございます。
2018年も1/3が終わり、GWも1/3が終わりました。
今年の目標として、頻繁に上がっているフレーズ「ひたすら楽して楽曲制作業」の実現について、ここまでを振り返ってみようと思います。
「ひたすら楽して楽曲制作業」のコンセプトとは
- 作業の効率化を図り
- 営業に無用にコストを費やすことなく
- 経済的時間的な余裕を見出す
そのための基盤づくりです。
作業の効率化を図り
作業環境がストレスフリーであることはもちろん、作業をするにも悩むことなく迷うことなく直感で制作ができ、作業時間の時短、同作業時間におけるクオリティの向上を目指す。
営業に無用にコストを費やすことなく
自分を売りに行くことは大切だが、売りに行くための行動には、時間や金銭、体力や気力のリソースを費やす。リソースを費やすということは、それだけ作業の時間などを削って工面しなければならない。
経済的時間的な余裕を見出す
時間や金銭的な負担が軽減できれば、その分だけクオリティの向上に費やすこともできるし、さらなるクオリティ向上のための勉強もできる。当然、作品のクオリティを向上させるための機材への投資も可能となり、さらなる仕事獲得を経て好循環を生む。
時間的金銭的な負担の軽減には、経費削減など直接的なコストダウンもあるし、収入を上げるという相対的なコストダウンもある。何より、コストに余裕ができることで、心を保つことができ、安定した状況で仕事を回すことができる。
これら3項目は、独立しているようで他の項目とリンクしているところもあり、1つだけに注力しても伸びないし、逆を言えば3項目をバランスよく注力することで、効率よく目標達成に近づくことができると思われます。
それでは、ここで年始に挙げた「ひたすら楽して楽曲制作業」の進捗度合いについて、振り返ってみたいと思います。
進捗、どうですか?
作業の効率化を図り
【進捗順調】徹底的にムダを省きます。
作業にかかる時間を徹底的にダイエットします。
去年9月に導入したXTouchは、ミックスよりもソフト音源を磨く方に特化している印象。正直、ミックス作業中にトラックのオートメーションを書く時は、マウスでプロットで十分です。
しかし、楽曲トラックのオートメーションの変化…特にエクスプレッションについては、60mmフェーダーで大胆かつ細かく動かせ、リアルタイムでエクスプレッションを入力したあとも、「ここは音が大きいな…」と思った場所のオートメーションを選択し、ノブを捻ることで一括で1または10単位で上下させることができます。
また、ノートのナッジについては、1ティック・10ティック・1フォーマットの3種類を活用することで、ピアノロール上でマウスで微調整をするよりも便利です。ただ…右手側にあるとマウスを離して調節してマウスを握って…をするので非効率ですね。
まだまだ、ハードウェア面で無駄を省く余地はあります。
【進捗中】目的のない作品制作はしません。
作品を作るときは、プロモーション用のサンプル曲にするか、販売用にするか、そうでない場合はどうしてもここが弱いというところを克服するための習作とするなど、自分の身になることしかしません。
これについては、「ただ作品制作をする習慣をつける」という目的で継続することは避けています。作品制作をする目的で制作する習慣をつけても、マンネリ化するだけですし、モチベーションが低いので、習慣が希薄化し、いつの間にか習慣をやめるようになるのも時間の問題でしょう。
ここ最近では、ミックスを鍛えることを目的としています。
【概ね達成】複数のテンプレートを整備して、作ろうとする楽曲に近いものを選べるようにします。
現在手元にあるのは、フルオーケストラ用、ポップス・バラード系ボーカル用、ビッグバンド用、エレクトロ系用の4種類です。この4種類があれば、大概のジャンルについてはテンプレートを読み込んで楽器のアサインに時間を食われることなく、どんどん打ち込みができると思われます。
しかし、フルオーケストラ用は単純に楽器だけで50トラック近くあるので、読み込みに時間がかかります。なので、小編成用なども新規する必要がありますね。シンセを使う場合、予め音色をアサインしたテンプレを使う、は無効ですが、ギターやストリングス、ブラスについては他に差し替える理由がないので、テンプレに盛り込むことでアサインの時間を節約することができます。
営業に無用にコストを費やすことなく
【進捗中】事務作業はテンプレートを作って文面に悩むという状況を徹底排除。時間と気力のリソースをセーブ。
営業も同様にテンプレート化しておけば、ここは営業のチャンスと思ったときにすぐ文章にしてポストすることができます。
テンプレートは要改善。仕事の相談を受けた際の返信にテンプレートを使っても、テンプレートの中身を書き換えるなど、まだまだ所要時間短縮の余地あり。
テンプレートはマンションの部屋のようなもの。マンションの部屋に荷物を持ち込んで生活の基盤が完成するように、テンプレートを持ち込んだら、任意のところを書き換えるだけで返信できるようにするのが理想です。マンションに引っ越してくるや、壁を取っ払って窓を全部割って、改めて壁や窓を入れ直す人はいませんからね。
【進捗中】サンプルは営業先に合わせてカテゴライズして、「この場面?だったらこれ!」とファイルをすぐ案内できるようにして、サンプルをCDに仕上げるのもわざわざ複数のフォルダを行ったり来たりして引っ張ってくる必要もありません。
【進捗順調】名刺やサンプルCDは切らすことなく常にわかり易い場所においておく。出向の際は営業セットを何部か携帯しておきたい。
名刺は名刺入れに準備し、イベントでは常に携行しています。サンプルCDは、営業先に合わせたものを用意はできています。
しかし、サンプル曲のフォルダがとにかくゴチャついている状況があり、これは直ちに改善しなければなりません。
- いつ作ったのか
- なんの目的で作ったのか
- どの媒体で発表した作品なのか
これを把握して、新しくフォルダを作り、使えるものはカテゴライズして収容、使う予定がないものは思い切って破棄します。いっそのこと、「サンプル曲(仮題)」というフォルダを、データ用ドライブの直下に持ってきてしまいましょう。
…それにしても、我ながらこれはひどい。
【進捗中】オンラインでの問い合わせにも対応できるよう、サンプル曲などをアップして、そのURLを案内できるようにしておきます。
Soundcloudでの展開は有効ですが、やっぱりYouTubeなど、音関係以外にも馴染みのある媒体で展開できるようにしたいと思っています。これを、GW明けに整備していくのが、今年第2クオータの目標としています。何より、YouTubeはそれ自体が大きな広報力を持っていますから、利用しない手はありません。
経済的時間的な余裕を見出す
【未着手】販売用の楽曲を量産し、ベーシックインカムを底上げします。
作業の目的を失ったら作業を切り上げます。
ここはこれからですね。
特に「ひたすら楽して」の根幹となるのが、楽曲販売によるベーシックインカムの底上げです。オーディオストックでは1つの楽曲が複数売れることがあるので、「1曲作れば誰かに買われて終わり」ということはありません。どんどん作って、どんどん販売路線に乗せましょう。
【概ね達成】ゆっくり休めるスペースを整備します。
これについては、第1クオータで実現させました。
作業部屋では作業をし、休憩スペースで休憩することで、作業と休憩のメリハリを付けて作業の集中力を増し、休憩のリラクゼーションも増すものです。
【進捗中】土日は休みにします。
【問題なし】徹夜はしません。
徹夜はしていませんが、土日がゆったりできる状況は未だ遠い。
それに、未だに「休日はなにかしていないと落ち着かない」性分なので、休める時に休むようにする事を考えないといけません。案外、ベーシックインカムを底上げするために楽曲を量産するよりも難しいかもしれません。
【未着手】暇ができたら行きたいところに足を運ぼうか!
おそらく、これを最後に実行することになると思います。
行きたいところに行くには、時間やお金が必要です。もちろん、行きたいと思える心の余裕も必要ですし、行きたいと思える場所を探す心持ちも必要です。そして、行きたいところに足を運ぶというのは、時間やお金といったコストをかけて、新しいことを学ぶ、いわゆる「投資」に当たります。投資を続けられれば、自分自身をいくらでも伸ばすことは可能になります。事業はそれに呼応してくれます。
つまり、これを達成した時…それが、「ひたすら楽して楽曲制作業」のゴールなのかもしれません。
というわけで、今年の目標の進捗度合いを書き出してみました。
傾向としては、ベーシックインカムの向上、宣伝・広報に関するアクション、営業を行う上での整備といった辺りがまだ不十分に思えます。もちろん、ここに挙がってない新しい課題にも、今後は直面してくるでしょう。
ただ、営業については、テンプレートがテンプレートとして使いづらいのは、交渉の絶対数が少ないからというのもあるでしょう。効率よく仕事を進めるにあたっては、試行錯誤という経路に勝る、最短経路はないのかもしれません。
GWも間もなく折り返し…
さあ、ひたすら楽するために、頑張ろう!