物を買うとは長く付き合うこと
皆さん、おはようございます。
ちょっと前まで付き合ってました。
が、付き合い始めて1年…今月上旬、そのお付き合いも終わりました。
今回は、1年ほど付き合ったことについて、お話したいと思います。
物を買うとは長く付き合うこと
この間お付き合いが終わったのはこちら…
台所のシンクの片隅にある、三角コーナー…
の、三角コーナー用生ゴミ水切り袋。
出会いは1年前の100円ショップ
一人暮らしのために引っ越してきてしばらく、持ってきた生ゴミ水切り袋が底をつく。
そこで、近くの100円ショップへと足を運び、売っていた生ゴミ水切り袋を買ってきたのでした。
スペックは、100枚入りのビニール製。
ポコポコと穴が空いています。三角コーナーには入る大きさです。
100枚入りなので、単純に考えて週2回のゴミ出しでも1年持つ計算です。
しかし、使ってみたら…
実際に使ってみました。
袋から出して三角コーナーにセットしようにも、袋の口が静電気でくっついてなかなか離れません。
三角コーナーの内側にフィットしないので、大きめの生ゴミが投じられると袋のフチを巻き込んでしまいます。
水切り用の袋なのに、全然水が切れません。冬場は一晩経っても水が残ったままでした。
袋に水が残り続けるので、悪臭がひどく、三角コーナーの内側が黒カビの温床となっていました。
そんな付き合いから1年…
20枚250円の水切り袋に乗り換えました。
ゆったりとした大きさで、多少のゴミの量では袋のフチを巻き込まない。
不織布なので柔らかく三角コーナーにフィットしやすい。
水もしっかりと切れ、この時期なのに黒カビがつきにくい。
朝のゴミ出しも、軽く残りの水を切って、サッと小袋に詰めておしまい。
20枚なので10週間しか持ちませんが、それでも2ヶ月ちょいは持つので、とりわけ高い買い物でもないでしょう。
買うということは、付き合うということ
三角コーナー用の水切り袋だけではないですが、何かを購入する、導入するということは、それと付き合うということです。一概に値段の高さ=質とは限りませんが、安いものを買うということは、安いが故のリスクや不便と付き合うということでもあります。
以前、50袋入り198円のパックの玄米茶を買ったことがありました。
これはお得と嬉々として飲んでみたら…全く美味しくないお茶でした。
安物を掴まされたという思いもありましたが、何よりあと49袋消化するまで付き合わなければならないということでもありました。
「安くて多くてお買い得」というのは、逆を言えば質の悪いものを掴まされたとき、それにつきあわされる時間も長い、ということです。
値段で考えないことが最是
先程も書いたように、値段が安い=質が悪いとは限りませんが、やはりいいものは値段が高く、値段が極端に安いものには理由があると思うことは多いです。
特に、目に見える消耗品ではなく、機材や家具と言った、長い間付き合うことがはっきりとしているものについては、まず物を見て、できれば試してみて、それから値段で吟味する必要があるでしょう。
というわけで、物を買うとは長く付き合うことだと、1年の付き合いを経て思うのでした。
長く付き合うものは、長く付き合いたいと思う、いいものを選びたいものです。
まとめ
- 安いには安い理由がある
- 値段と量しか見ないと、安い理由に長く付き合うことになる
- 高いものには理由があり、それなりのメリットが有る
- 実物を見て試して初めて、値段を吟味することができる