松屋の復刻メニュー「焼き牛めし」を食べてみた話
皆さん、おはようございます。
酷暑がようやく終わりました。
月曜日の雨を機に、晴れなのに涼しい、秋の陽気がやってきました。
しかし、この過ごしやすい陽気もおつとめ品、少しするだけで冬の訪れを感じる陽気に移りゆくでしょう。今というチャンスを、大切に。
それはさておき…
復刻メニュー「焼き牛めし」を食べてみた
ガッツリ:★★★☆☆
辛さ度合:★★★☆☆
ニンニク:★☆☆☆☆
良くも悪くも話題となったメニューが、松屋復刻メニュー総選挙1位の座を獲得して復活。
2012年4月…
牛肉を焼き、甘辛いタレをかけて丼の上に乗せる、新しい「牛めし」の形…「牛カルビ丼」がお披露目された。
しかし、そのメニューも戦略的撤退という形で販売終了となる。
品質に対し、肉が硬い、少ないなど、多くの苦情が殺到。あまりにも多い苦情が殺到したことは、当時のmixiでもニュース記事に採り上げられるほどだった。
それから半年後の2013年、牛焼肉の肉を焼き、そこに甘辛いタレをかける形で再来。しばらく限定メニューとして振る舞われ、カルビ肉を使いコスパのいい「カルビ焼牛めし」も登場するなど、昨年の汚名を雪ぐ形となった。店によっては肉が豚バラ肉の「焼き豚めし」を導入していたところもあった。
今回、松屋復刻メニュー総選挙キャンペーンで第1位を取ったことにより、再び日の目を見ることとなった。
で、味は?
牛焼肉を甘辛いタレで味付けしてある。見た目のとおり唐辛子も入っているが、そこまで辛くはない。味としては、ビビン丼や旨辛ネギ玉牛めしの味よりもさっぱりしていて甘みが強め。
タレがさっぱりしているのは、肉の持つ油が混ざることにより、ちょうどよい油加減になることを計算しているからと思われます。
おすすめのサイドメニューは
半熟玉子。これ一択です。
焼き牛めしの甘辛い味わいに、玉子の持つまろやかさが相性抜群。
半熟玉子は丼に乗せても良し、小皿の上で割って肉をディップしても良し。
もちろん、他にもおすすめメニューはあります。
次点は青ネギ。焼き牛めしの辛い味わいの中にシャキシャキとしたアクセントを加えます。
そして、店内なら焼き海苔、弁当なら刻み海苔のトッピングも好相性。
焼き牛めしの強い味わいに、焼き海苔の上品な風味がプラスされ、奥行きのある味わいになります。
食べてみての感想は2つ…
ひとつは、牛焼肉定食の肉を使っていると思われるので、店のコンディションが如実に品質に出ること…ぶっちゃけ牛焼肉定食をふんわり美味しく焼ける店員が担当していれば出来も良いものになるでしょうけど、店内が忙しい時間帯では品質が安定しない事が考えられます。
もうひとつは、弁当メニューには不向きということです。
前述しましたが、牛焼肉の肉は薄切りの肉のため、弁当で持ち帰りする間にも時間経過により余熱で劣化が顕著になるということです。せめてカルビ焼肉定食の肉だったら…
あとは、刻み海苔が欲しかった。
同時発売の新メニューもあった
日を同じくして、新メニューである牛焼肉の旨辛炒め定食も始まりました。
こちらは、牛焼肉に玉ねぎを混ぜ、甘辛いソースを絡めた後で、白髪ねぎを乗せた定食メニューですが…
見た感じ、焼き牛めしと同じ味だと思われます。
言ってみれば、「ネギ塩豚カルビ丼」と「ネギ塩豚カルビ定食」の違いのようなもの。
丼ものにするか、定食にするかと言ったところです。
…さすがに2記事作るために晩ごはんを2食にするわけには行かないので、今回は復刻版の焼き牛めしを紹介する記事とさせていただきました。
なお、今度は「没メニュー」についてもキャンペーンをやっているようです…