やる必要のない作業を進めるには
皆さん、おはようございます。
こちらの記事で、「やる必要のない作業」について少しかじりました。
案の定1記事分のボリュームになってしまいました。
やる必要のない作業とは
「無駄な作業」という意味ではありません。
ここで言う「やる必要のない作業」とは、「期限が決まっていない、実施しなくても何ら問題がないけど、他の作業の補助に貢献する作業」のことを指します。
つまり、言い換えれば「投資」に当たります。
作業機周りを整理すれば、作業の際に機材操作がストレスなく行えるようになり、スムーズに掃除がしやすい環境を作れば、衛生面を維持しやすくなるでしょう。
これら作業は行う必要がないかわりに、掃除をすることで健康を維持できる、作業機周りを整理すればその分だけ制作速度が向上し、結果として余剰につながるなど、必要な作業の一助となります。
やる必要のない作業をするには?
とはいえ、やる必要のない作業は、業務など納期に追われて否応なくモチベーションを高められる作業と違い、期限がなく実施しなくても問題がない以上、なかなかやる気が起こらないもの。
どうやってモチベーションを起こしていけばいいのでしょうか。
考えた答えは「低いモチベーションでもできる単位に落とし込む」でした。
つまりどういうことなんです?
作業を分析し、箇条書きにする
やる必要のない作業にやる気が起こらないのは、作業内容が漠然と一塊になっているからです。体力が50しかない時に、100の作業をやろうと思っても、終わらないのは目に見えているし、明らかに必要体力に届いていないのでやる気も起こりません。
まずは、やる必要のない作業を具体的にどんな作業が必要になるのか、その工程を割り出す必要があります。
作業を分析して箇条書きにして細分化することで、必要な作業や大まかな所要時間を割り出すことができます。100の作業も、20の作業工程5つに分けてしまえば、少しでも進めておこうという気にはなるでしょう。
できるだけメモやリストなど、物理的に目につく形にしておきたいですね。
最初からゴールを目指さない
箇条書きにして細分化することで、小さな作業の集合体に落とし込むことができます。
そして、これら作業を一気に全部やろうとせず、箇条書きひとつからコツコツとやっていくことが大切になります。作業の進捗は遅くても、確実に進んでいることを自覚すれば、それだけでも次の作業へのモチベーションに繋がるでしょう。
もちろん、終わった作業はペンで線を引くなど、見た目で完了したとわかるように処理することも、進捗したという実感を持たせるためには必要となります。
断片化された時間を使う習慣を作る
作業を細分化し、最初からゴールを目指す必要がなければ、作業のモチベーションが低い時だけでなく、作業後の時間や別タスクに着手する前にも進めることができるでしょう。
これから何かしらの用件がある場合の僅かな時間でも、作業工程を細かくしておけば、そういった時間を使って進めることも可能です。
期限を設ける
単純に考えて、期限がないからモチベーションが上がらない、だったら期限を設けてしまえばいいということです。
期限と言っても、無茶なスケジューリングは期限に間に合わず、期限を守らない習慣を植え付けてしまうだけに過ぎません。10分程度の作業でも、1週間ぐらいは期限があってもいいでしょう。
報酬を約束する
たとえ作業が効率化するなどの作業上の恩恵があるにせよ、義務的なものばかりを並べてばかりでは疲れてしまうでしょう。
そこで、「この作業が終わったら外食する」など、作業を進めたことに対する報酬を自分に約束し、鼓舞するのもひとつです。
というわけで、「やる必要のない作業」を進めるにはどうするのかを吟味してみましたが…実は、ここまで羅列した方法を、まるっと網羅したものが、身近なところにありました。
それが…ソシャゲの「ミッション」だったりするんですよね。
人生も十分な課金ゲーです。つながるところは、あるのかもしれません。
まとめ
- 「やる必要のない作業」はやるべき作業である
- 作業を細分化して空いた時間に進める
- 達成報酬など、モチベーションの維持向上も大切