もぐもぐレポート「松屋の(中略)チキンフリカッセ定食」
皆さん、おはようございます。
少しまじめな話をします。
冬になったことで、新型ウイルスの流行が大きく加速してしまっている中、「経済か命、どっちが大切か」と言われることが多くみられます。
しかしながら、その答えは「どちらも大切で、どちらもないがしろにできない」です。
感染拡大の阻止を是とし、経済にダメージを与えてでも感染拡大に舵を切れば、感染により命が失われることは抑えられますが、経済のダメージがもとで失われる命もあります。経済を優先して自粛ムードを全否定して感染拡大となれば、後に禍根を残すことにもつながるでしょう。
どちらも切り捨てず、最適解を導出し、その最大公約数を少しでも大きくすること、これがこの冬の答えであるのではないでしょうか。
簡単に言えば「感染拡大を防ぐための最大限の努力をしつつ、経済活動に与えるダメージを最小限に抑える」…特に冬に怖いのは何も新型ウイルスだけではありません。風邪もインフルエンザも脅威です。うがい手洗い、マスクの励行、体調が悪いときは無理をしない、適度な休養と栄養こそ万能薬、通勤にこだわらずテレワークを選択できるようにし、通勤時間帯の乗車率を下げる、場合によっては週4日制の導入といった企業運営そのものにメスを入れることにもなるでしょう。
今回はさておきません。
オマールエビのチキンフリカッセ定食
万人向け:★★★
濃厚さ :★★★★
ガッツリ:★★★★
ニンニク:★★★
辛さ度合:★
冬にふさわしい新メニュー…久しぶりにチキン系メニューが来た気がします。
分厚くジューシーな鶏もも肉に、オマールエビの風味をたっぷり含んだ濃厚なホワイトソースでいただく、冬の寒ささえ調味料に変えてしまう冬のあったかメニューです。
で、味は?
厚切りチキンを口に入れれば、ふわっと広がるホワイトソースの濃厚な味わいと、エビの風味。大きなエビのエキスがしっかりと染み出ているソースは、これだけでもご飯が進む。
ホワイトソースがよく鶏肉に絡み、ジューシーな歯ごたえと合わさる。
表面にかけられた茶色のソースは、甘い味にワインビネガーのような酸味が混ざり、濃い味の全体に対するアクセントになる。茶色のソースのかかったところを選ぶことで、濃厚な味わいが締まり、味変になる。
ご飯が進むメニューでもありますが、パンとの相性も良好。また、スパゲッティを放り込んで絡めるのも一興。ソースを余さずに食べられるメニューです。
なんか前書きで関係ないことを語っている気がしますが、新型ウイルスに対する経済への打撃をまともに受けている業種の最たるもののひとつが、飲食業だと思います。
一時の感情で飲食店をつぶせば、再びそこに飲食店が戻ってくるのに時間がかかりますし、撤退という過去の実績からそれさえも忌避しかねません。
食べて応援と言っても、飲食店での感染が懸念されるのは仕方ありません。
ひとりや少人数でサクッと食べてサクッと退店する、帰り際に立ち寄って夕飯を調達するなど、感染のリスクを最小限に抑えて飲食店を維持する方法はいくらでもあります。
それらをフル活用して、インフラへのダメージを最小限に抑え、新型ウイルス終息の暁には、高らかに勝鬨を上げましょう。