麦わら金髪少女をプロデュース・第5話「M3」
前回の「麦プロ」
麦わら金髪少女をプロデュースとは
ゲーム音楽制作の仕事を手に入れるべく行動を開始した、麦わら金髪少女アイコンのサウンドクリエイーター、MMじぇみに氏の、営業活動と戦略を綴った奮闘記である。
第5話「M3」
前回、M3カタログに思い切ったダイレクトマーケティングを展開したサークル「Magical Muse &MooN」…イベントでのプロモーションを狙い、2月コミティアで頒布を開始したギャルゲー風楽曲集「サンシャインガール」を携え、会場に向かったのだった。
NR-Taka(以下:N)「会場到着。やっぱり東京に出てくると道中が近くていいですね」
MMじぇみに(以下:M)「プリキュア見てから出発できるというのは大きいよね。流石に題名のない音楽会までは無理だけど…(o・ω・o)」
N「前回参加の時は、朝ご飯食べて出立して、ようやくサークル入場ギリギリでしたからね…とにかく入りましょう」
N「今回は第2展示場の入り口にそれなりに近いですね。できればサークルスペースに向かって左手側にもポップを用意できれば、訴求にも繋がったでしょうけど」
M「ぶっちゃけA3印刷できるプリンタがほしいね(o・ω・o)」
M「ポスターの上の方だよ!(o・ω・o)」
N「こうやって見ると、真ん中二人が小さいってイメージがしませんね」
M「設定上、身長は左から148、144、144、152だからね。ちゆりさんは意外と身長が低い設定だよ(*´ω`*)」
N「今更ですが…嗜好が丸出しなキャラ設定ですよね」
M「何を今更!(`・ω・´)」
M3開幕です。
ざわざわざわ…
ざわざわざわ…
ざわざわざわ…
M「…なんか、今回は閑散としてる感じしない?(´・ω・`)」
N「1展の方が人数が多いというのもありますけど、ホール間の偏りが原因、ではなさそうですね。おそらく、大規模なイベントが重複している事があると思います」
M「だろうね(´・ω・`)
有明ではコミ1にキャラ1、幕張ではニコニコ超会議と、4月30日開催のイベントが見事にバッティングしてるからね…特にうちのサークルはジャンルがジャンルなだけに、バッティングしたことによる頒布の影響が出やすいから…
コミ1にキャラ1,行きたかったなぁ…(´・ω・`)」
N「次の申込みのときには、バッティングしないように要望を出しますか?
とはいっても、会場を押さえるスケジュールを考えると融通がきかないと考えるのが妥当でしょう」
M「ここはやっぱり、コミ1とキャラ1と合同でビッグサイト開催…と行きたいところだけど、例大祭と歩調を合わせるとかの話もあるから、実現は難しいかな(´・ω・`)」
N「M3と参加者層が違うところも、トラブルの要因になりそうな気もしますし…」
そして、イベントが終わる
N「というわけで、今回のM3参加はいかがでした?」
M「会場で関係者と出会えれば、とは思ったけど、軒並みキャラ1に行ってしまった印象があるね…特に今回は尚更…(´・ω・`)」
N「タイミングが合えば効果的だったかもしれませんが…キャラ1は企業からしても大きなイベントですからね…」
M「キャラ1行きたかったな…(´・ω・`)」
N「…えむえむさん?」
M「あ、えっと…とにかく、次の一手を打たないといけないよ、ね…(o・ω・o;)」
N「ですね。失敗することだってあるんです、思いついたものを片っ端からやっていって、初めてこれまで使ってきた戦術が成功するようになることだってあるんです。
えむえむさん…『人生何事も、とりあえず体当たりで!』ですよ!」
M「そだね…!(`・ω・´)
それじゃ、ちょっと早いけど撤収しようか…お腹もすいたし(o・ω・o)」
「まもなく、天王洲アイルです…りんかい線は、お乗り換えです…」
N「途中どこか寄って遅いお昼にしますか…あれ?えむえむさん?」
M「NR氏、ここで解散だよ!今日はお疲れ様!!(`・ω・´)」
N「ちょ、えむえむさん…まさか!?」
天王洲アイルのホームに、無情にも麦わら金髪少女を残し、モノレールは浜松町に向かう…
麦わら金髪少女は、大いなる塩水によって隔てられたその向こうへと赴いていった。
だが、これがただ単に、キャラ1に行くために物理的に海の向こうへと赴いていっただけに留まらないことを、この時、まだ誰も知ることはなかった…
東京湾に向かい、祈りを捧げる。
麦わら金髪少女の前途に、幸あれと祈るように…
次回へ続く。
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