クリエイターを、「食業」に。

サウンドクリエイターとしてフリーで活動する楽曲制作者、NR-Takaの、クリエイター問題に対してあれこれ考え、書き連ねるブログです

休む時に休んで、やりたい時にやることにします

皆さん、おはようございます。

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ちょっとしたことがあり、ゆっくりと休む時間があったので、その時に思ったことを記事にします。

休むときは休む

 

これって、なかなか難しい気がします。

なぜなら、休みたい時に休めないことがザラだからです。

そもそも、休みたい時に休むっていうのは、疲れているから休憩を求めるということですよね。しかし、休みたいと思うことと、休めるタイミングは、往々にして合致しないものです。

でも、休む時に休むことができれば、休養の効率は最大化するでしょうし、結果、仕事の効率は最大化することにつながります。よくよく考えれば、休みたい=疲れていると思うのですから、当然ですよね。

「休むを義務化する」のはちょっと…

忙しいことが続き、休む暇がなくなるとついやってしまいがちなのが、「この日は休養の日とする」という休日宣言。仕事をする上で確かに休養は必要ですが…

ついやってしまうのが「休みを義務化する」ということ。

  • この日は休日にする!
  • この日は仕事のことは忘れて休む!
  • この日は仕事をしてはいけない!

もうこの時点で、休養をとる「作業」に成り下がってしまい、まったくもって落ち着かない状況になります。

それに、先程「休むときは休む」でも書いたとおり、休みたい時に休むから休養の効率が最大化するわけであり、「休みたくないタイミングで休んでも効率が悪い」のは当然ということですね。HPが20ぐらいしか減ってないのにベホマを使うようなものです。休んでいる時に「なにかしていないと落ち着かない…」と思い始めたその時には、もう休みは必要ないのではないでしょうか。

そして何より…

「今作業をしたい!鉄を熱いうちに打て!」

というタイミングで作業ができなければ、非常にもったいないことだと思います。

特にそれは、ゆっくり休んでいる時に、何度か感じました。

休みたい時に休み、やりたい時にやる

休日中に考えた結果、たどり着いた結論がこちらです。

体力気力が高い、モチベーションが高い時に作業をし、体力気力が下がる時、モチベーションが低いときは休養に充てる、ということです。

とはいえ、それはスケジュールを軽視する、ということではありません。基本は、平日に作業、休日は休養というスケジュールです。

しかし、作業をするときには作業をしなければならない、休日は作業をしてはいけない、という義務感を緩和し、効率のいいパフォーマンスでフレキシブルに対応できる体制を作ろう、というのが目的です。

簡単にまとめるとこんな感じ

  • 基本は平日に作業をし、休日は休む
  • 調子が悪いときは平日でも作業を調整する
  • 思い立ったときは休日でも作業に充てる

一歩間違えると「モチベーションが乗らない限り作業しない」になってしまうのですが…それを調整するのが第2項。調子が悪いときは「作業を調整する」ということであり、これは、作業を切り上げることを含め、別の作業を割り当てるということです。

意外と大事、足下の強化

作業には大きく分けて「やらなければならない作業」「やる必要はない作業」の2つに分かれます。このうち前者は、納期に追われるなど、否応にもモチベーションが高まる要因がありますが、やる必要がない作業については、期日がない以上、どうしても後回しになったり、有耶無耶にされて着手しないなど、思いの外進行しないものです。

しかし、その「やる必要のない作業」こそ、実はやらなければならない作業よりもウェイトが大きいのではないかと考えます。

例えば、制作環境周りの整備。やらなくても作業は進められるけど、やることで作業が効率化され、同じ作業をするために必要な時間が減るなど、大局的に見れば作業に掛けた時間を大きく上回る時間を節約できる可能性は十分にあります。

衛生面も大切です。

簡単に掃除できるよう、掃除用具の整備をしたり、掃除機を走らせやすいよう模様替えするなど、衛生面に気を配ることで、健康面を維持することができます。雑巾がけも、直接雑巾がけするより、モップのような長柄の掃除用具で体への負担を軽減することで、掃除への抵抗感を下げ、ちょっとした時に掃除する習慣もつけられるでしょう。

それについては、1記事分のボリュームになるので、詳細は割愛します。

思い立った時に作業を進めるには

ここで、休みのときにも思い立ったら作業を実施することに必要な事を考えます。

休みの時に思い立つ場合、ある程度似たような状況があると思います。

  • 暇を持て余し、作業してないと落ち着かなくなる
  • 外部刺激に感化される
  • モチベーションが突如湧き上がる
  • 急に降ってくる

いずれの状況も、モチベーションが状況を選ばず高まることが共通しています。

その時に作業を進めるには…こんな事を考えました。

タスク一覧を作るなど、やることを可視化する

やるべき仕事、やらなくても良い作業を含めたタスク一覧を作り、作業の消化に充てます。やることを探している間にも、モチベーションは下がっていきます。

すぐに作業に移れる体制を用意する

やろうと思う作業をするにあたり、すぐ作業に移れる状況を常に用意しておくことです。ペンを走らせる必要があるなら、ペンや紙をすぐ取り出せるところに備えておきます。作業機を立ち上げる必要がある場合、作業機を立ち上げている間にもモチベーションは低下します。テンプレートを用意するなど、スムーズに作業に移れ、妨げない体制づくりが必要でしょう。

 

…というわけで、作業の最大効率のために、休む時に休んで、やりたい時にやる、という作業スタンスを狙っていこうと思います。

 但し、あくまでも平日は作業を重視し、休日は休むことを重視するスケジュール上の上での調整であり、ましてや生活リズムを崩しての作業を推奨するものではありません。

まとめ

  • 基本は平日に作業をし、休日は休むスケジュール
  • 作業効率が落ちた場合、切り上げるか別作業を考える
  • 別作業を進めることで、今後の投資につなげる
  • 休日でも作業意欲が高まったら率先して作業に入る
  • 思い立った時のために日頃から備えておく