もぐもぐレポート「松屋の焼き牛めし(ニンニク醤油編)」
皆さん、おはようございます。
2021年、コロナ終焉の年。
目指すはそれです。
「焼き牛めし(ニンニク醤油)」
万人向け:★★★
ガッツリ:★★★★
辛さ度合:★★
ニンニク:★★★
先週リリースされた焼き牛めしの第2弾。
今回は、しょうゆとすりおろしニンニクの効いた、ある種硬派な味。
普段は並盛で十分ですが、今回は大盛で食べたかった。
もちろん弁当ミニ牛皿サービス期間中は、ミニ牛皿がついてくる。牛めしの味わいを絡めるのも、ありかもしれない。
で、味は?
味付けはいたってシンプル。
醤油とニンニクだけ、その味わいに近く、そこに牛焼肉の脂がのり、程よい味わいになる。
そして添えられた刻みのりが絡むと、海苔の豊かな風味が合わさる。
しょうゆ、ニンニク、牛脂、海苔、ゴマ…これらが絡み合い、決して邪魔をしない。しょうゆとニンニクのシンプルな味付けは、まさに他の食材の味が絡んできた時を見越して、あえて入り込む余地を与えているかのようだ。
ニンニク醤油というと、想起されるのは「ガリチキ」のあの味。
だが、今回はガリチキの味わいとはまた別の味わい。タレ自体はまろやかな感じではなく、ストレートな尖った味わいだ。
半熟玉子を割れば、また違った味わいになる…が、こちらは旨辛タレと比べると味が薄まりやすい印象。タレ自体に辛味が少ないので、半熟玉子による味変を感じにくいのはあるのかもしれない。
前回、旨辛タレの焼き牛めしを食べてみて、それと比べると、優劣はつけ難い。
両者とも両者なりの良さがあり、その魅力は別次元であり同じ天秤で推し量れるものではないと思えるからだ。
例えるなら、スパイシーで社交的な旨辛タレと、素朴でガツンとくるニンニク醤油…その関係や、まさに陰と陽。
ただ、やっぱりこちらも、全体的にタレが少ないかなとは思った。おそらく、調理者による偏差というわけではなく、そもそもの量目が少ないのではないだろうか。
もう少ししっかりとタレがかかっていていい。特にニンニクや辛味を売りとするメニューであれば、刺激的すぎるくらいでちょうどいい。半熟玉子も乗っているわけだし。
期待が高いメニューとあって、どうしても物足りないところが目立ってしまう…タレの量がもう少し多ければ、もはや言うことはなし。
今回は「焼き牛」だったけど、これがチキンになるのもありかもしれない。
というわけで、2週にわたって焼き牛めしのレポートを綴ったのですが、緊急事態宣言下、まともに店を開けない飲食店が目立ちます。特に飲み屋系の店は20時まで営業できるにもかかわらず、営業自粛と割り切っている店も少なくはありません。
会食の場が感染拡大の原因と言われ、営業を制限される飲食店…しかしその一方で、飲食店内外を問わず、マスクをせずに騒ぐ人の姿…
その姿が若者かどうかなど関係はありません。
果たして真に規制されるべきはどちらなのだろうか。
今できることは、この窮地を1日も早く終わらせることです。