クリエイターを、「食業」に。

サウンドクリエイターとしてフリーで活動する楽曲制作者、NR-Takaの、クリエイター問題に対してあれこれ考え、書き連ねるブログです

部屋を綺麗にしたいんです

皆さん、おはようございます。

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前回の記事で、鉛筆1本から部屋掃除にシフトしてしまったわけですが、部屋掃除というのは、ある種人類永遠の課題だと思うものです。

なぜ部屋が汚れるのか。

なぜ物を捨てても部屋は汚れるのか。

ガッツリ処分しても片付いたように感じないのはなぜなのか。

なぜ部屋は汚れるのか

 

生活するから汚れるのです。

綺麗にしている部屋も、最初のうちは規律が保たれているため、ゴミはゴミ箱に、床の汚れが目立ったら掃き掃除なり掃除機をかけるなりして綺麗に、使ったものは元あった場所に戻すという行動がとれます。

しかし、生活しているうちに、イレギュラーが発生します。

ゴミ袋が一杯になり、これ以上ゴミを捨てられなくなったり、ゴミ捨て待ちの状態で部屋に居座ったり、新しい家財や道具を買った際に出る、ダンボールや緩衝材で占有したり、生活リズムの乱れや病気などで思うように部屋の保全ができなかったり…様々な状況が積もり積もって、部屋の汚れにつながってきます。しかも、部屋の汚れは、収納スペースへのアクセスを妨げ、衣服や本など、しまうべきものをしまう手間を増やし、収納しようという気力を削ぎ、部屋の汚染に拍車をかけることとなります。

 

nrts-creator.hateblo.jp

 だから部屋片付けをするときにガッツリとやる、という形にはなるのですが、本来は決意をしてまで時間をかけて部屋掃除をするではなく、普段からちょこちょことできていれば、そういう時間を設ける必要も無いはずなのですが…

部屋の汚れ対策

前回の記事にも書きましたが、部屋が汚れやすいのは、散らかる原因を収納するスペースが少ない、収納へのアクセスが面倒、と言った要因が挙げられます。

だから、部屋を汚す原因となるものを収納するのに適したものを、収納しやすい場所に配置することが、部屋の汚れ対策に効果的であるといえるでしょう。

書籍

クリエイターであれば、専門書などの書籍がそれなりにあると思います。筆者も、音楽関連の専門書(サンレコなどの月刊誌は除く)だけで40冊、営業関連で10冊ほどあり、本棚の容量不足に悩んでいました。特に専門書は分厚く、家財の上にブックエンドを使って本棚にしても、ちょっとしたはずみでブックエンドごと倒れ、雪崩を起こすなどの二次災害にもつながります。

ここは思い切って、本棚を購入するに限ります。

どんな本を読むのかにもよりますが、A4サイズの月刊誌を読むのであれば、A4サイズが入る段がある(大体一番下の段)ものか、高さ調整ができるものがおすすめです。

カラーボックスを代用すると、奥行きがある分だけ場所をとる上、本やCDを収納するにはデッドスペースが多すぎます。

コード類

延長コードに電源タップ、USBケーブルやシールド線など、電気的なものは、ローラー付きの椅子が踏んづけたりすると動きを妨げるだけでなく、断線して機材使用中にトラブルを起こす原因ともなります。電源コード類であれば断線してそこから発熱し、火災に至るケースが有り大変危険です。

頻繁に使うシールド線などは、くるくる丸めてから、壁に打ち込んだネジに引っ掛けておくと取り出しやすく、片付けやすいでしょう。頻繁に使わないコード類は、キッチン用のスリムストッカーを利用するのもひとつです。

但し、コード類を収納する場合、折り曲げて結束バンドで止めると、折り曲げているところや結束バンドで圧迫されているところがダメージを受けやすく、断線の原因となる上、電源コードを結束バンドでまとめたまま使うと、熱が集中し、最悪火災の原因ともなります。でも、たいていの家電を購入すると、電源コードが束ねられた状態で入っているから、電源コードは束ねてもいいと思う人って、それなりに多いのかもしれません。どうしても束ねたい場合は、輪を作って、結束バンドも緩めに。

現在進行形で使用している電源コードも、コードホルダーなどを使って壁沿いに導線の位置を保定し、掃除機をかける際に邪魔にならないようにするとベター。

衣服収納

押し入れに衣装ケースを収納して、そこに収納するなら何もいいませんが、洗い上がった衣服が部屋を散らかす前に収納したいというのであれば、3~5段ぐらいの衣装ケースを、収納スペースの外に置くのがいいでしょう。但し、衣装ケースの上盤に直接重いものを置くのはオススメできません。重いものを置くと上盤が重さで歪み、最上段の引き出しを開け閉めする際に妨げとなるからです。

但し、衣装ケースの中身はデリケートなものもあるので、目隠しの意味を込めて押し入れに衣装ケースをしまわざるを得ないこともあります。

ベッド

これがどうして収納に…?と思われるかもしれませんが、部屋掃除をする上で大切なのは、縄張りをはっきりとすること。部屋の都合上、筆者は現在布団を床に敷いていますが、布団を出し入れするコストは半端なく高いです。しかも布団を収納するスペースがないので、畳んで直置きです。当然、部屋の中での行動に悪影響を及ぼします。

仮に布団を収納するスペースがあっても、重い布団を持ち上げて収納して、取り出して…には労力がかかり、万年床になる事も珍しく無いでしょう。そして、布団を敷くということは、寝る場所が行動する場所を侵食するということです。見た目も汚く、このメリハリのなさが、部屋を綺麗にしようと言う意識を妨げる事にもなります。

導入したいのは、下が衣服収納になっているベッド。

衣服収納については、衣装ケースだけでは容量不足ということも十分考えられます。容量を食う上着やズボン・スカートはベッドの下に、下着やタオルなどの小物類は衣装ケースを使うなど使い分けると便利です。もちろん、ベッド下の容量が余るのであれば、今の時期に着ない衣類を収納したり、頻繁に使わないものを収納するのにも役立ちます。鉄パイプベッドなど、ベッド下にスペースができるものは、衣装ケースをしまうなどフレキシブルにスペースを使うことができますが、反面、ホコリが入りやすくなる懸念があります。

ベッドの下でデスクワークできるような脚の高いベッドも、スペースを十分活用するのであれば効果的ですが…

紙類

ティッシュや書き損じなどはゴミ箱に捨てればいいですが、業務で使う書類、コピー用紙のように折り曲げ厳禁のもの、今日やることを箇条書きにしたメモ、個人情報が書かれたものなど、保証書や説明書など、扱いに気をつけるものが多く、安易に捨てられないゆえに散らかるというのはあるでしょう。

書類については、収納しておくだけならレターケースを導入すれば問題ありません。

但し、コピー用紙はレターケースに入れるのはおすすめしません。A4レターケースにはA4サイズより一回り大きい面積しか無く、取り出した際に折れてしまう危険性があります。

今日やることや簡易的なメモは、コルクボードにピン留めしておきます。その際、ピンは必ず頭が丸いものを使います。画鋲の場合、落ちた際に踏みつけるとダメージになりますが、頭が丸いピンは、落ちたとしても絶対に針が上を向くことはありませんし、ピンの頭の色が目立つので見失いにくくもなります。

保証書や説明書は、レターケースを使うのがいいでしょう。もちろん、保証書と対になる家財や機材を処分したら、廃棄することを忘れずに。

個人情報が記載された書面については、シュレッダーを導入してください。個人情報が記載された書面は多く、古くなった名刺、有効期間が過ぎた契約書、ダイレクトメールといったように、個人情報があるゆえにゴミ箱に突っ込めない物は多いです。それを一気に処分できるわけですから、気分も違います。

身の回りの品物

帽子、時計、財布、携帯電話、眼鏡、家の鍵など、外出に必要な物は必ずわかり易い場所に。そしてそこには絶対に他のものを置かないことです。

家を出る際に外出に必要な物が見当たらなければ、時間をロスするだけでなく、気分をも損ねます。また、大地震など、非常時に必要な物が見当たらないというケースでは、最悪命に関わります。「まず第一に身の安全を図れ」といいますが、それでも携帯電話と財布は持ってから逃げる、というルーチンで動く人は多いでしょう。

掃除用具

意外にも、掃除用具が部屋を汚す原因となることは多いです。

部屋を見渡してみて、ミニほうきとちりとり、ウェットティッシュエアダスターといった掃除用品が行き場をなくしてはいませんか?これらについても、場所を決めて、常に同じ場所に保管しないといけません。

掃除用具にアクセスしやすい、常にそこにあるという事が、ちょこちょこっと綺麗にしようと言う気持ちをサポートするわけですから。

 

…という感じですね。

もちろん、物が多い、物を捨てられないという原因から、部屋が汚れることはあります。その背景には、当人の意識もありますが、物を捨てることへの障壁もあります。CDはどうやって処分すればいいのか、缶や瓶の処分、1年以上経ったお守り類、思い入れの品、ダンボール…リサイクルの幅が増えた一方、処分に悩むような物品は増えた気がします。

古紙回収をやってない地域や、雑誌やダンボールは範囲外とかザラであります)

 

できればゴミを出さないようにするのが一番ですが、なかなかそうは行きませんからね。