クリエイターを、「食業」に。

サウンドクリエイターとしてフリーで活動する楽曲制作者、NR-Takaの、クリエイター問題に対してあれこれ考え、書き連ねるブログです

1ヶ月かけて部屋を散らかした話

皆さん、おはようございます。

 

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先月は体調を崩したり普通にリアルが忙しかったりなど、ブログ記事の更新が少なかったのですが、ただブログが更新できなかっただけでなく、それなりにブログネタをストックしていたりしてました。特に1ヶ月ブログを更新できないほど忙しさに追われていた状況を、逆に利用した記事が今回の記事となります。

1ヶ月かけて散らかしました

 

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意図的に散らかしたわけではありません。

 10月に入り、ガッツリと制作作業に取り組むうちに、徐々に汚れてきました。

忙しいという状況は、果たしてどれだけ部屋を汚すのでしょうか。

 

10月上旬

9月下旬に部屋掃除を終えたばかりで、部屋はきれいな状態を保っています。

書類などはファイルされ、メモ類はシュレッダーに掛ける体制が整い、衣服は収納されています。ゴミ箱も空で、定期的にごみ捨てをしています。

楽曲制作のメモ帳も、すぐにペンとメモが用意され、探すこと無くペンを走らせる状態が整っています。しかし…

10月中旬

 

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 10月上旬で自律神経を失調し、進捗にブレーキを掛けます。

また、このあたりから空気が入れ替わって涼しくなったこともあり、衣替えをします。衣替えをするには、冬服の入った段ボール箱をわざわざ取り出し、夏服を洗濯して冬服のダンボールに詰めなければなりません。それまでの間、部屋には夏服と冬服が混在します。当然、衣服収納には収まらず、溢れる事態となります。

そして、リアルが忙しくなります。急な楽曲制作の必要性と、物資の補充…

10月下旬

忙しさはピークに。

ゴミ出しを逸するというクリティカルな状況で、ゴミ箱は溢れ、作業で使うメモが多数散乱しはじめます。空いてるスペースに紙を積んで置いておくも、何らかのはずみで倒してしまう、作業をブーストするためにお菓子を食べながら作業をする…お菓子の袋が散乱し、ゴミ箱に捨てようにもゴミ箱が満タン、ごみ収集日も遠い…

それに拍車をかけるのが衣服…収納の前にはダンボールが居座り開けられない…

さあ盛り上がってまいりました(物理的にも)。

まさに割れ窓効果。

掃除に必要な時間は20分程度。リアルが忙しいという心境や作業に費やせる時間が希少であることもあり、掃除に手を出そうとせず、ただやるべきことに吶喊(とっかん)する状況が続きました。

もちろん、空き時間もできます。

決まって休憩に充てます。

時間を与えればやることをやるかというと、そんなことはない。

インターネット環境を取り上げればネットいじめがなくなるわけもないし、部活をやめさせればその時間を勉強に充てて成績が上がるかといえばそんなこともない。時間を与えればやるべきことをやるとは限らない…それは歴史が証明してくれている。

11月の頭…

ピークは去り、ようやく時間ができたこともあって、部屋掃除に乗り出す。

布団を退け、夏服をダンボールに詰め込み、クローゼットに押し込む。

衣服を収納し、作業用メモや個人情報の書かれた書類などをシュレッダーに掛ける。

床をまんべんなく掃除機をかけ、コード類を避難させる。

テーブルをきれいにし、かすれたボールペンは処分。

朝1でゴミ出しをする…

 

結果、1ヶ月間悩まされていた部屋事情は、1時間程度で10月頭の姿を取り戻した。

1時間程度であれば、それぐらいの時間は煩雑期にも確保できた。

しかし実際は、日に日に悪化する部屋の惨状を引きずっていた。

 

自律がなってないと言えばそれっきりだが、それはただ単に外野の言いたい放題にすぎない。外野がどれだけ罵声を投げかけようと嘲笑しようと、変わらない現状だけが残る。大切なのは、いかにしてこのような状況を打破するのか、散らかりやすい部屋という現状を打開し、散らからない部屋づくりができるのかを吟味することだ。

散らかる原因ってだいたい決まってる

だいたいこんなものじゃないだろうか

  • 書籍
  • 個人情報の書かれた紙
  • コード類
  • 衣服・布団

更に、散らかるに至るきっかけはこんな感じではないだろうか…

  • 書籍:入り切らない
  • 書類:カテゴライズしてまとめておくスペースが確保できない
  • コード類:置き場を決めて保管することができない
  • 衣服:収納の容量が少ない、収納が開かない
  • 掃除用具:置き場がない、すぐ取り出せない
  • ゴミ箱:すぐに見失う、満タンであることが多い
  • ゴミ捨て:CDやダンボール、緩衝材などは捨てるのが手間
  • お守り:神社で供養してもらいましょう
  • 精神状態:忙しいという雰囲気に支配されている

特に、精神状態って大きいと思います。人間なんて感情の器です、やる気がなかったらどんなに時間を与えてもやろうとしませんし、やる気があれば忙しい状況でも時間を作り、取り組むものです。

やる気がない自分を無用に卑下するのがやることじゃないんです、やる気がある状況をどうすれば引き出せるのか、そのアプローチが大切です。逆をいえば、部屋掃除における肉体的、精神的、時間的なコストが低ければ、部屋掃除もちゃちゃっと行えるのです。物理的に部屋が散らかる要因については、箇条書きの中で対策が講じてあるわけですから。

じゃあどうやって精神状態を維持しようか

今回、部屋掃除に踏み切れなかった精神的要因はこんな感じでした。

  • 忙しいという心理状態
  • やらなければならないこと(出納帳の記録など)の後回し
  • ゴミ出しのスケジュールが合わない・逸した
  • 遊びたかった
忙しいという心理状態

忙しいという心理状態は、大体漠然と忙しいことがその正体であることが多く、何故忙しいのか、その要因をメモに書き出すなどして明確にしていくと、忙しい原因がわかるものです。ゴミ出しについてもメモで書いておくといいでしょう。メモを貼り付ける用のコルクボードに貼り付け、終わったら随時捨てていけばOK。

今抱えているタスクは何か、それは締切が近いのか、断片化された時間で進めることができるのか、キリの良いところまで進捗させるとすればどれくらい時間が必要か…優先順位をつけることで、脳内を整理することができるでしょう。

やらなければいけないことはすぐやろう

併せて、いずれやらなければならないことを先に仕上げておくことも大事です。支払いをしなければいけない、メール返信しなければいけない、出納帳を付けなければいけない…その作業ができるならできるうちに済ませてしまいましょう。労力がかかって面倒、お金が減るのは嫌、などの負の感情は否定できませんが、やるべきことを消化しなければ、消化するまでその心持を引っ張ることになります。

遊びたかった…

これについては、いっそのこと思い切って遊べばいいんじゃないかな。遊ぶことについてはそのために時間を割こう、という気にもなりやすいですし。むしろ、遊びたいという気持ちを引きずったまま作業をするほうが集中できないなどの悪影響を及ぼす可能性も十分に考えられます。

しかし、当然ですが、遊びに時間を溶かしすぎてはダメです。

「宿題を終わらせて遊びに行こう」よろしく、目的を達成してから達成感に浸りながら遊びに勤しむか、先に遊ぶのであれば、これだけ遊ぶという度合いを決めて、そこからはみ出さないようにする。はみ出せばそのままズルズルと時間を溶かすことになりかねません。

でも結局のところ

 

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部屋が散らかる状態が、割れ窓効果を引き起こしていた

という結論になるのだと思います。

部屋が散らかってる状況をそのままにすれば、徐々に規律が乱れます。規律が乱れるほど、部屋掃除しなくていいやという気持ちに支配され、忙しいことを部屋掃除しない大義名分に仕立ててしまう…割れ窓効果を起こさないようにするには、そういう状況を引き起こさない基盤づくり…に至るのでしょう。なので、ダメージが小さいうちに片付けをこまめにする、こまめに片付けができない、こまめにやる規模を超えるようなイレギュラー状態にはどう対処すべきか、そこも考える必要があるでしょう。

散らからない部屋づくりは、部屋を片付けることとまた違う次元の話になると思います。特にクリエイター関連だと機材が多く、使わなくてもいずれ使う可能性を否定できないものが多く、それらが収納や居住スペースを圧迫することが問題です。

散らからない部屋づくりにはどうすればいいのか…

そこも、近いうちに記事にできたらと思います。