麦わら金髪少女をプロデュース 第26話「直談判」
前回の「麦プロ」
このシリーズもあと1年という衝撃の宣告を受ける
第26話「直談判」
―2月某日、某牛めしやさんにて
NR-Taka(以下N)「残り1年…正直言ってあっという間だと思います」
MMじぇみに(以下M)「そだねー。(o・ω・o)」
N「ただ、正直思うんです。もうこれ以上準備するものはない、あとはここまで培ったものを武器にひたすら立ち回る時に来たんじゃないか、って。
必要なものに追われて用意しても、過去に用意したものから腐っていってその補充の繰り返しになるだけでしょう」
M「とは言っても、なかなか打開が難しいんだよね。
正直言うと、まだ足りないものがある…それに気づいたんだ。(o・ω・o)」
N「まだ足りない、というと?」
M「正確には、打開する方向性が決まったからこそ、それに必要なものを用意したいって思うんだ。今のところ、『サンシャインガール』以外に美少女ゲーム系の音楽サンプルを用意する予定はないよ(o・ω・o)」
N「打開する方向性、ですか…」
打開する方向性とは…
M「以前、こんなことを語ったけど、憶えてる?(o・ω・o)」
『城門をこじ開けるのは難しい、そもそも、城門そのものがないケースが有る』
N「ありましたね。その時は奇策を当ててやればいい、って言ってました。
城門がなければ壁に穴を開けるか、城門を飛び越えるかすればいい…目的は城門を開けることではなく、城門を開けた先に到達することだ、って」
M「でも、最近思ったんだ。『城門がないなら作っちゃえばいい』って(`・ω・´)」
N「城門がないところに城門でも作るつもりなんですか?」
M「うん。(o・ω・o)」
N「…なんか面白そうなので話を続けてください。えむえむさんが城門を作るということが、どんな打開策なのか気になりますし…」
M「率直に言うと『直談判』だよ(o・ω・o)」
M「城門がなければ作るというのは、読んで字の如く。そもそも会社や案件を城に例えて、城に入るためには城門をくぐるか、城門を乗り越えないといけない…(o・ω・o)
じゃあNR氏、会社や案件を城に例えた場合、城門って何に当たると思う?」
N「単純に考えれば、会社が案件募集をかけていた場合の社員募集に相当しますね。城門がないというのは、そもそも社員募集自体がないわけで」
M「そのとおり。(._.)
もちろん城門がない場合は、城壁を乗り越えるなどして乗り込む作戦を使うしか無い…だけど、そもそも城壁って、城に入られたくないための城壁でしょ?(o・ω・o)
城壁を越えるんだったら、いっその事城門を作ってしまったほうが、城門を開けることができる分だけ、無理に城壁を越えるよりも成功しやすいと思うんだ。(o・ω・o)」
N「…ついに方向性を替えてきましたね。これまでの奇策路線から、泥臭い正攻法になったような気がします。でも、どうしてこのタイミングで…?」
M「打開する方向性が決まったからだよ。そのためには、用意しなければならない…これはさっき言ったとおりだね。つまり、これから城門を作って開城させるための準備をするってことなんだ。(o・ω・o)」
N「…なんとなくわかりました。
打開する方向性に適した作品を作って、それを武器にひたすらアタックを掛けるってことですね」
M「率直に言うとそう。
でも、正直サウンドクリエイター募集の案件なんて希少な上に引き手数多。まず箸にも棒にも引っかからない。だから、城門を作らせるしか方法がないんだよ。(´・ω・`)」
N「そうですよね。そもそもゲームのBGM制作の案件自体、表になる前に内輪で決まってしまうことだってザラですし。
でも、先程『サンシャインガール以降新規の予定はない』って言ってませんでしたよね?」
M「これから用意する作品の方向性が、ガラッと変わるってこと。もっとを言うと、狙う場所も変わるってことだね。そのためには、NR氏、協力よろしく!(`・ω・´)」
N「おっと唐突なボールパス。」
果たして攻めの一手の正体とは一体?
次回に続く
サークル活動情報はこちらから
サークル作品の購入はboothにて。