皆さん、おはようございます。
以前、松屋がエースコック社とタイアップして牛めし風うどんなるカップうどんを出してた時期がありました。その時に食べてみた感想は…
コレジャナイ…
その一言に尽きました。
なので…
松屋の「牛めし風うどん」を作ってみました
材料
- 「つゆだくだく」で頼んだ牛皿
- きしめん 60g
- ネギ 適宜
- しいたけ 1個
- 卵 1個
カップうどんに近い食感を求めるため、きしめんを選択。個人的には「カップうどんの癖っ毛のような縮れインスタント麺単品での販売って、需要あると思うんですよね。
まずはうどんを茹でます
個人的な夕食のこともあって、1袋分煮ていますが気にしないでください。
おそらく1束100gでは多すぎると思います…理由は後述。
茹でる時のコツは、普段つけうどんで食べる時と比べ、茹で上がる前の状態で湯切りすること。そして、冷水で締めないこと。
茹でている最中に準備します
牛皿のタレを加熱します。
つゆだくだくで頼んだ理由は、当然うどんの汁になるからです。それでも、うどん1束を食べるには心許ない量であるといえます。そのため、うどんの量は60gぐらいに押さえ、更に、タレを加熱することによって煮詰めています。
薄切りにしたしいたけを入れることで、しいたけの旨味成分を加えて、味の濃さとうどんの味わいをブースト。ここで醤油や酒を加えると、牛めしのタレの味が損なわれ、「煮込んだ牛肉が乗った普通のうどん」に成り下がってしまいます。
トッピングの炒り卵も作ります。
傍らでネギも刻んでおきます。
茹で終わったら盛り付けして仕上げます
硬さが残る程度に茹でたうどんを、器に盛ります。
いかんせんタレの量が少ないので、麺の量を多くできないのが難点です。そのため、タレを麺に絡ませる、吸わせる方向で調整します。
まんべんなくタレをかけます。
うどんがタレを吸うことで、うどんにしっかりと味が染みます。うどんを敢えて固めに茹で上げておいた、水で締めなかった理由はそのためです。
タレを入れたら、牛皿の肉と炒り卵と刻みネギを盛り付けて3分待てば…
牛めし風うどん、できあがりっ
カップうどんという想定とは違った形になってしまいました。
あまりにもタレが少なすぎます…カップうどんのように汁に浸っているを実現するには、つゆだくだくの牛皿が4枚ぐらい必要になります。結果として、どちらかと言うと油そばのような仕上がりに…
で、味は?
簡単に言うと、うどんすきのような感じ。
もしくは、牛めしの米がうどんに差し替わったような感じです。
ただ、火を通した分だけ、味が濃くなり、うどんにしっかりと絡んでいるし、牛肉と一緒に食べることで、多少の汁の少なさはカバーできるように思えます。カップうどんの方と比べると、当たり前ですが「松屋の牛めしのタレで味付けしたうどん」というリアリティには長けます。
総括。
個人的には味は申し分ないが、カップうどんを実現するのは難しい…
カップうどん形式にするには、いかんせんタレの量が少なすぎます。300ccぐらいほしいところですが、そうなるととんでもない量の牛皿を買わないといけないことになります。うどんはできたとはいえ、じゃあ余った肉はどうするの、と言う話です。
うどんを扱ってる松屋に行く
のが一番安上がりかもしれません。
関東だと三鷹の本社しかないみたいですが…
牛めしのタレ、希釈タイプで500ml 300円ぐらいで売ってくれませんかね。