松屋の創業カレーを食べながら語ってみた
皆さん、おはようございます。
急に寒くなりました。
朝起きるのが辛いのは、寒さもさることながら、朝日が出てこないこともあります。
寝床で部屋の明かりをつけた途端にムスカになります。
それはさておき…
松屋の創業カレーを食べてみた
万人向け:★★★
ガッツリ:★★★★
辛さ度合:★★★
ニンニク:★★
松屋創業の味、をキャッチフレーズとした、松屋の新しいカレー。
創業当時の味わい…じっくり煮込んだ牛肉をふんだんに使った、ヨーロピアンなカレーです。
松屋のカレーの変遷は、知りうる限り、2007年まではチキンカレー、2007年からはオリジナルカレーが台頭し、それから6年ほどの2013年頃、汁気の多くスパイシーなスパイシーカレーを経由し、今のオリジナルカレーの味に至りました。
個人的にはスパイシーカレーと呼ばれていた2013年頃に、カレーの味が劇的に向上したと思っています。
で、味は?
甘みの強い、コクのあるキーマカレーに近い味。
煮込まれてとろけた牛肉の存在感がそこにある。
創業当時のカレーへと舵を切ったと言うが、それでもどことなくオリジナルカレーの名残を感じる。
辛さは…甘さの後に辛さが来る、従来のカレーと同等の辛さ。
なので、ハンバーグカレーとは言ってもお子様にはおすすめできないかと。
おすすめのサイドメニューは?
やっぱり王道を行く玉子。
ソーセージエッグでちょっと贅沢に仕上げるのもありでしょう。
今回、創業カレーにシフトするということで、ネット上ではオリジナルカレーを惜しむ声や、値段が上がることに懸念を示す声があがりました。
確かに、松屋のメニューは、特に季節メニューにおいては700円台を超えるのもが台頭するようになり、全体的に値上がりしている感は否めません。
しかし、牛めしをプレミアム牛めしにしたり、うなぎ牛めしのときには一流店監修を謳うなど、品質に重きを置き始め、結果としてその分が値段に反映されるようになったと感じるところです。
品質の追求には、「たとえ安くても低品質では売れない」からの脱却もさることながら、商品の品質を上げ、店の品質を上げる…そしてそれは、客の質を上げるということにもつながるのではないかと思います。客の質が上がれば、それはクレーマーを遠ざける契機となるでしょう。
近年、飲食業界だけでなく、クレーマーが社会問題化していますが、最近になりようやく、付け入られることなく毅然とした態度を取ることこそクレーマーなどの攻撃要素に対して有効であるという意識が共有されるようになりました。
昨今の事例だと、コンビニの24時間営業の見直しや、宅配便の配送時間の縮小など、顧客にとっては我慢させられるような施策が見えることはありますが、それと同時に、「当たり前と思っていたサービスに無理をさせすぎてきた、我々が多少我慢することで無理のない社会を作り、それが幸せな社会につながるのでは」という声も聞かれるようになりました。
それこそが、一言で言う「ゆとり」ではないでしょうか。
社会のゆとりが増えれば、それだけ衝突が減り、円滑に進むようになる、そう信じています。
特に、クリエイター業というものは、無償ないし激安での請負については、報酬が安いだけでなく、クライアントの質も低いことが多いと聴かれます。逆に、適正価格やそれ以上の額面で仕事を依頼する人は、クリエイター本人の質を見抜き、成果物に対して不当なリテイクなども求めず、快く報酬を支払ってくれるなど、まさに「お客様は神様」と描く姿そのものであると言えるでしょう。
質に則した額面は、危険要素をフィルタリングし、結果として店の売上や質の向上に繋がります。
いかんせん最近は松屋記事しか投稿していないので、たまにはクリエイターらしいことも言ってみようかと思いました。
次のメニューこそはシチューハンバーグかな。
ハンバーグはごちそう、楽しみです。